「快適」「慣れが必要」試乗した人の感想は様々
来月、大手メーカーが新商品を発売するのに合わせて10日、長崎市で二輪車販売店向けの試乗会が開かれました。

来月、パナソニックから発売される特定小型原動機付き自転車「MU(エムユー)」です。ペダルの代わりに足置きがついているほか、原付バイクと同様にナンバープレートやスロットル、ウインカーがついているのが特徴です。
特定原付はおととしの道路交通法改正で原付の新たな区分として生まれました。

試乗した販売店関係者の反応は。

試乗した人「最初は自転車に慣れているので、足が行ってしまうんですけど、結構走りますね。快適でしたね」

試乗した人「よく走りましたけど、ちょっと最初は慣れないとダメだと思います。アクセルのスロットルワークが難しかったです。私には」

住吉アナウンサー「乗ります。乗った感じはコンパクトな自転車。スロットルを回すと前に進む。楽!」

最高時速は20キロで基本的には車道を走行しますが、低速モードでライトを点滅させれば例外的に歩道も走ることができます。16歳以上であれば運転免許なしで乗ることができますが、自賠責保険への加入が必要です。
住吉アナウンサー「乗っている感じは、自転車に近いので、小回りもききますし、非常にすいすい進みます。」

排気量50cc以下の原付バイクが生産終了となる中、販売店側は小回りが利く新たな乗り物として期待を寄せています。

長崎県二輪車自転車商協同組合・荒木常利理事長「原付の免許を持たなくても乗れるというこで、もっと手軽に乗れるものをお客さんというのは、選択し始めるんだろうと。そういう時にこのモバイル自転車関係が今から先伸びていくのは、そこに(理由が)あるんじゃないか」

メーカーでは免許を返納した人向けや、手軽な移動手段として特定原付を広めたいとしています。














