長崎県内で企画・開発・製造された商品の中から優れたデザインを選定する「長崎デザインアワード」の表彰式が長崎県庁で10日に開かれました。
県内企業のデザイン力向上と売上拡大を目的とした「長崎デザインアワード」

昨年度以降、商品化やデザイン改良を行った56点から選ばれた10点が表彰されました。

このうち西海市の「山崎マーク」が手がけた刺繍ピアスとイヤリングのブランド「RACCAN」が大賞を受賞しました。

大賞・山崎マーク(西海市)山崎秀平代表取締役「子どもたちとか学校の(刺繍での)名前入れを主な事業としてたんですけど、そういった事業が、年々、少子化と共に少なくなっていく中で、何か刺繍の技術を使ってまた新しい挑戦ができないかってことで」

複雑なデザインをAI搭載マシンの導入で安定生産できるようにした一方で、手刺繍のような温かみも兼ね備えています。全63種類とデザインも豊富です。

奨励賞を受賞したのは中高生のための通学リュック「しょう(背負う)」と「エール」で「ショエール」

内部は二層構造で、教科書など重い物を上に入れることで軽く感じるつくりになっています。
早田「お父さんの愛が詰まってますね」

奨励賞・華まる屋(長崎市)松下嘉博代表取締役「まぁ、そうですね。子どもたちに頑張れ頑張れ言うけど、実際には応援できないじゃないですか。でも、こういうので気持ちで応援できたらなって」

受賞作の一部は、今月と1月に長崎市の商業施設で展示販売されるほか、2月に東京で開かれる商談会にも出展されます。














