猟師が初めて見た光景 クマは知恵をつけている?
井上キャスター:
もしかすると、クマがいろいろと知恵をつけているかもしれないという話もあります。

北海道猟友会砂川支部長の池上治男さんは、40年以上猟師をしていて初めて見た光景があるといいます。

2025年7月の北海道・砂川市にて、クマが檻の中に入ろうとしていたのですが、クマは檻の上にいたというのです。
檻の中に餌が入っているのでクマが中に入れば捕獲できるのですが、仲間が捕獲されているのを見て学習したのか、クマも知恵をつけているようなので、人間もいろいろと対策を考えなければいけません。“イタチごっこ”というところも見えてくるわけです。

田中ウルヴェ京さん:
当然、動物ですから学ぶ可能性はありますよね。ただ、お子さんや高齢者が住んでいる場所の近くにクマが来ています。森の中にどのような食べ物をちゃんと残しておくかなど、本当にいろいろな対策をやらなければならないということですよね。
井上キャスター:
どう共存していくのかというところが、本当に問われる時代なんだろうと思います。
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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士) 五輪メダリスト 慶応義塾大学特任准教授
アスリートの学び場「iMiA(イミア)」主宰














