普段は学童や体操教室などのスタッフとして働く又吉。取材の日はビーチで子どもたちと「ビーチフラッグス」を楽しんでいました。遊びといっても真剣勝負。子どもたちの存在が、競技を続ける原動力です。

普段は体操教室などのスタッフとして働く又吉

又吉:「健斗先生のいいところ、5個言って」

男の子:「元気がある、やさしい、怒らない、なんかもう勝手にふざけだしちゃう、ダンスが上手、いっぱいあります」

そんな又吉には、世界選手権を前に不安がありました。学生時代、競技中に骨の一部が欠けた左足首の痛みが再発していました。

宜野湾スポーツ接骨院 今西博昭 院長:
「ここ(足首)は相当痛いはずですよ」

傷みと戦いながら競技を続ける

又吉健斗:
「でもやっちゃダメって言われなかったのが救いかもしれないです。どこに行っても無理だよとか、やめた方がいいよって言われるんですけど。こっちに来た時はどうにか頑張りましょうという声かけで、“やっていいんだ” みたいな、前向きになれましたね」