台風26号から変わる熱帯低気圧14日(金)頃に沖縄・先島諸島に最接近

大型の台風16号は、11日正午現在、南シナ海を1時間に20キロの速さで西北西に進んでいます。
台風はこの後、進路を北よりから次第に東よりに変えて、12日(水)~13日(木)頃に台湾に進む見込みです。
その後、14日(金)頃には、熱帯低気圧となり、沖縄・先島諸島に最も接近するでしょう。本州への影響はほとんどない見込みです。
11日(火)正午の時点では、台風の中心付近の気圧は950hPaまで下がる見込みですが、台湾付近に達する頃には980hPa、先島諸島に近づく頃には1006hPaと上がり、勢力は急速に衰えるでしょう。
これは、日本の南の海水温が下がり、台風のエネルギー減となる水蒸気量が減少することや、台湾への上陸により、水蒸気の補給が途絶えることなどが要因です。














