帰省客で交通機関が混雑する年末年始を前に、東北運輸局がJR仙台駅などで安全点検を始めました。
JR仙台駅の新幹線ホームには12日朝、田中由紀東北運輸局長が視察に訪れました。田中局長は駅員から説明を受けながら、乗客がホームから転落した際、列車を緊急停止させる非常停止ボタンや混雑状況などを監視するモニターなどを点検しました。また近年、列車内で事件が相次いでいることを受け、警備態勢についても確認していました。
東北運輸局 田中由紀局長:
「こうした時期に何か事件事故起きると甚大な被害となり、社会的な影響が大きいので安全点検を強化する」

安全点検は国土交通省が、毎年この時期に行っているもので、来年1月10日まで鉄道やバス、フェリーなど県内40か所を対象に行われます。
