来年春の花粉の飛散量は、長野県内では例年の倍以上となり、「非常に多く」飛ぶ見込みです。

日本気象協会の春の花粉の飛散予測によりますと、来年・2023年春のスギとヒノキの花粉の量は、長野県を含む関東甲信と東北で例年の倍以上となり、「非常に多い」見込みとなっています。

飛び始めの時期は例年並みで、県内では松本が3月1日と予想されています。

花粉の飛散量は前の年の夏の気象条件が大きく影響しますが、今年は気温が高い日や晴れの日が多く、雨も少なめで、スギの花芽が作られやすい条件が整いました。また、去年と今年は花粉の飛散量が少なかったため、エネルギーが蓄えられているとみられ、症状を抑えるためには早い段階からの対策が必要になりそうです。