大分県豊後高田市の伝統行事「修正鬼会」が12月、イタリアで公演されるのを前に関係者らが6日、本番に向けた意気込みを語りました。

天念寺の修正鬼会は六郷満山文化を象徴する伝統行事の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

「六郷満山日本遺産推進協議会」は国東半島の「鬼」文化を発信しようと12月7日にイタリアのミラノで「修正鬼会」を公演します。

大分空港で6日本番に向けた報告会が開かれANAや、別府大学を含めた産官学の力で魅力を発信していくことを確認しました。

(豊後高田市教育委員会文化財室・松本卓也さん)「修正鬼会を海外の人にもっと知ってもらうことは、国東半島だけではなくて、日本の鬼文化が世界に広まる一歩になるのかなと思っていますので、またとない機会を利用して修正鬼会を世界に発信していきたい」

修正鬼会の海外公演は1995年のブルガリア公演以来30年ぶりです。