干潟に行かなくても「スマホ」で
記者「カキが入ったカゴのすぐ近くにあるのが計測器です。ここで海水温や塩分濃度がわかり、その情報をスマートフォンで見ることができます」

荒尾漁協が水産関連のベンチャー企業と組んで、今年7月からデータを活 用した養殖に取り組んでいます。
干潟にいかなくても個数や大きさがわかり、出荷のタイミングがわかるケースが出てくるとみられています。

また順調に生育した時期やカキが死んだ時期の海水やカゴの中の状況をデータ化することで、将来的に、どんな対応をすべきか見えやすくなり、失敗の少ない養殖につなげられるということです。

水産関連のベンチャー企業 リブル 脇本大輝さん「貝の成長と海洋環境のデータを見比べることで、養殖のポイントが1つずつわかるようになれば」
新たな特産化へ荒尾漁協も期待を寄せます。

荒尾漁協 土井和子理事「もっと漁協が潤って、若い子が一生懸命になってくれれば」














