イノシシやシカなどによる農産物の被害を防ごうと、高校生たちがハンターからワナ猟を学びました。
熊本県あさぎり町の南稜高校で開かれた研修会には、総合農業科・環境コースの28人が参加しました。

生徒たちは初めに有害鳥獣による被害の現状について説明を受け、その後、地元のベテランハンターから、ワイヤーでイノシシやシカを捉える「くくりワナ」の設置方法を学びました。
熊本県内で狩猟免許を持つハンターは約7割が60歳以上と、高齢化していて、あさぎり町の協議会は「狩猟を維持するにはハンターの若返りが必要。新たな担い手の確保と育成を急がなければいけない」と話しています。

研修会は5年前から行われていて、南稜高校ではこれまでに12人の生徒がワナ猟の免許を取得しています。














