新たな特産化を目指し、熊本県荒尾市でカキが養殖されています。既に出荷の実績がありますが、さらに生産量を増やすために最新技術を導入しました。

「干潟を歩いて30分、養殖場が近づいてきました」
海面が輝く荒尾干潟で養殖されているのがカキです。今年5月から育てられ、出荷できる大きさに順調に育っていました。
荒尾漁協は4年前から、カキを新たな特産にしようと養殖を始めました。

昨シーズンは約2万5000個を出荷し人気を集めましたが、それでも売上は130万円程度です。生業にするにはまだ出荷量が足りません。
また干潟での養殖は重労働で、高齢化が進む漁業者たちの負担も懸念されています。
地元の漁業者(70)「大変です。ここまで歩いていかないとだから」
そしてさらに、途中で死ぬカキが2割ほどいる他、出荷したい時に育っていないカキもあり、出荷量の伸び悩みに直面していました。

そこで導入されたのが、最新機器を活用した「スマート養殖」です。














