まちづくりプロデューサーとして、いちき串木野市の薩摩藩英国留学生記念館などを手がけた砂田光紀さんが亡くなりました。62歳でした。

(2017年・砂田光紀さん)「今までに造られている建物を上手に使って紹介して使い倒していくことが、鹿児島らしさを未来永劫伝えていく上で大事なこと」

砂田光紀さんは、鹿児島市出身のまちづくりプロデューサーで、2014年に開館したいちき串木野市の薩摩藩英国留学生記念館の総合プロデュースや、2019年から運行している薩摩切子をモチーフにした市電「Nex Tram KIRIKO」のデザインなどを手がけました。

2018年からは鹿児島港本港区の再開発について話し合う、県の「まちづくり検討委員会」の委員も務めました。

関係者によりますと、1年ほど前から病気療養中でしたが、今月3日に亡くなりました。62歳でした。

通夜、葬儀告別式は家族や近親者ですでに執り行われ、12月には鹿児島で「お別れの会」が開かれる予定ということです。