鳥取県 森林づくり推進課 三浦功次 係長
「大きな木、大きければ大きいほど繁殖しやすくなるのでそういった大径木が被害にあいやすい。虫が繁殖しやすいナラの木が減ってきたということも一つ考えられる」

カシノナガキクイムシが繁殖しやすいとされる、幹の直径が70センチを超えるようなナラの木が、10年間ほどでナラ枯れ被害にあい、なくなったことで、爆発的な繁殖ができる環境ではなくなったとのこと。

さらにもう1つ考えられる要因が…

鳥取県 森林づくり推進課 三浦功次 係長
「一概にこうだとは言えないけど、虫ももちろん繁殖のために移動することもあると思う」

およそ20年分の鳥取県内のナラ枯れ被害の推移をみると、東部で拡大した後、中・西部へと広がりました。