クラサスドーム大分で屋根が故障し、開閉できなくなっている問題で、県はおよそ30億円を投じて修理する方針を示しました。
大分市にあるクラサスドーム大分ではワイヤーロープの老朽化により、2024年6月から屋根の開閉を停止しています。

4日の定例会見で佐藤知事はおよそ30億円を投じてワイヤーロープの交換工事を進めることを明らかにしました。
理由について、県内10の団体から開閉の再開を望む声が寄せられたことや、災害時には物資の仕分けなどを行う広域防災拠点となる点を上げています。工事ではワイヤーロープ20本のうち10本を交換する方針です。
(佐藤知事)「ポテンシャルを最大限に発揮しながら、多くの皆様に利用していただく、またイベントにつきましても、継続的に大規模イベントを誘致していきたい」
交換工事は早ければ2026年度から始まり、2029年度までに完了する予定です。














