年明けに東京で行われる「全日本バレーボール高校選手権」への出場をかけた県大会の決勝がきょう3日、鹿児島市で行われました。
女子の決勝は、鹿児島県内最多優勝の強豪・鹿児島女子と32年ぶりの優勝を狙う鹿児島城西が対戦。
第1セット、鹿児島女子は、エースの山下凛華とキャプテンの山下京香を中心に、高い攻撃力で、第1セットを奪います。
続いて第2セット
鹿児島城西は日本代表経験のある、頼冨果穂が174センチの身長を生かし、高い打点からの強烈なスパイクを連発。第2セットを取り返します。
第3セットもとって王手をかけた城西は第4セットも大きくリード。しかし、そこから鹿女子が驚異の粘りを見せ、デュースに持ち込みます。勝負を決めたのはここまで大活躍の城西の1年生エースでした。
鹿児島城西がセットカウント3対1で勝ち、32年ぶりとなる全国大会の切符を勝ち取りました。
(鹿児島城西 有村姫奈乃 キャプテン)「去年もおととしも決勝で負けた、三度目の正直で絶対優勝と話していた。自分たちのバレーを最初から最後まで出せるようにして全国ベスト8以上をめざす」
(鹿児島女子 山下京香 キャプテン)「ずっと日本一と言い続けてきたが、最後に決めきれなかった。悔しさを1・2年生にしっかり伝えてがんばってほしい」
なお、男子の決勝は川内商工と樟南が対戦して、川内商工が5年連続6回目の優勝を決めました。
両校が出場する全日本バレーボール高校選手権大会は、来年1月5日に東京で開幕します。














