鹿児島県の曽於市大隅町で3日、伝統の「弥五郎どん祭り」がありました。

曽於市の岩川八幡神社を小学生に引かれて出発するのは、身の丈4メートル85センチの大男、弥五郎どんです。
大和朝廷の時代に活躍した南九州の隼人族の首領がモデルとされています。

弥五郎どんが市街地を練り歩く「浜下り」では、巨体を傾けながら高架橋をくぐりぬける見せ場もあり、見物客から大きな拍手が送られました。
(子どもたち)「300メートルはありそうなくらい」「ちょっとこわかった」
(日置市から)「高架橋をくぐるのを初めてみたから、とてもよかった」
ことし3月には国の重要無形民俗文化財にも指定され、大勢の人でにぎわいました。















