鹿児島初となる鉄道のヒーローが誕生です。ヒーロー誕生の背景には、ある狙いがありました。
(記者)「大きな玉手箱に、ベルトには「いぶたま」の文字。そして、剣からはなんと煙が出ています。その名もいぶたマンです」

鹿児島初の鉄道ヒーロー「いぶたマン」。

鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶJR九州の特急「指宿のたまて箱」が来年3月で運行15周年を迎えるのを記念して誕生しました。

3日、鹿児島中央駅前で開かれたイベントで披露され、早速、踏切の遮断機をこじ開けようとする悪者を見つけ、倒しました。
(小学生)「ルールを守って悪役を倒すところがかっこよかった」
(小学生)「電車が走ってるときや踏切が閉まっているときは渡らない」
いぶたマンのモチーフになった「指宿のたまて箱」。

JR九州によりますと、「指宿のたまて箱」が発着する指宿駅の1日あたりの乗車人数は、コロナ禍前は700人台でした。コロナ禍を経て、乗車人数は徐々に回復していますが、600人台にとどまっています。
そこで、若い世代に幼いころから鉄道を身近に感じてもらおうと考えたのが、新たなヒーローです。

JR九州は九州各地でこうしたヒーローを誕生させていて、今後はコラボレーションも考えているということです。














