凄惨な殺害現場「(血は)すべて私が拭き取った」

当時32歳だった妻の奈美子さんを殺害された悟さん。当時の凄惨な現場を振り返ります。
(高羽悟さん)
「(奈美子さんは)押し込められてここまで来て、血がこの辺飛んでいた。とどめを刺されたのはここ。右か左の首の頸静脈か頸動脈を切られた」
(大石)
「壁紙は変えた?」
(高羽悟さん)
「全部私がきれいに拭きました」
(大石)
「壁紙の血を拭き取る時は…」
(高羽悟さん)
「泣けてきますよ。なんでこんな事しないといけないんだろうと。兄弟とか親戚に頼める訳じゃなくて、こんな殺害現場の掃除なんて。『助けて』なんてとてもじゃないが言い出せなかった。もう自分でやるしかないなと思って」

部屋には、当時2歳だった長男・航平さんのおもちゃなどもそのまま。26年、決して忘れることはなかった事件。悟さんは、警察官とのあるエピソードを明かしてくれました。