■フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ スケートカナダ(日本時間2日、カナダ・サスカトゥーン)

スケートカナダの女子シングル、フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)首位の千葉百音(20、木下グループ)が自己ベストの合計217.23点をマークし、GPシリーズ初優勝を果たした。

第1戦のフランス杯で優勝した中井亜美(17、TOKIOインカラミ)は、SP4位から順位を上げ、203.09点の3位で2戦連続の表彰台入り。GPシリーズ全6戦で上位6名が出場できるGPファイナル(12月、名古屋)への進出を決めた。

千葉は冒頭の3回転フリップー3回転トウループの連続ジャンプを着氷すると、3回転のループ、サルコウも成功。後半は3回転ルッツからの連続ジャンプで得点を重ねるなど、回転不足の判定もあったが、ジャンプで大きく崩れることなく滑り切った。演技は両手でガッツポーズをみせ、観客の声援に応えた。

25年世界選手権で4位のイザボー・レビト(18、アメリカ)が209.77点で2位。SP6位の青木祐奈(23、MFアカデミー)は冒頭ジャンプの転倒などが響き、巻き返しならず総合でも6位だった。

【女子シングル結果(合計)】
1位)千葉百音 217.23点
2位)イザボー・レビト 209.77点
3位)中井亜美 203.09点
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6位)青木祐奈 182.85点