高校ラグビーの全国大会、聖地・花園をかけた鹿児島県予選。きょう31日でベスト4が出そろいました。

3年ぶりの花園を目指す加治木工業と、18年ぶりの優勝を目指す鹿児島玉龍の対戦。

試合は序盤から加治木工業がチャンスを作り、7分。ゴールライン近くのスクラムから。押し込んで先制します。

勢いに乗った加治木工業がリードを広げるなか、後半、玉龍はラインアウトから。終了間際の29分にも意地のトライを決めて追い上げますが、点差を守り切った加治木工業が、31対19でベスト4進出を決めました。

鹿児島玉龍1年の塩向龍之介さん。相手の加治木工業の監督は、父・塩向剛二郎さん。

(鹿児島玉龍1年 塩向龍之介選手)「試合前にお父さんと、お互いいいゲームをしようと話した。父が玉龍出身だったので、玉龍のラグビー部で花園に出ようと思った」

初の花園予選でフル出場しました。

(鹿児島玉龍1年 塩向龍之介選手)「今年は行けなかったが、来年再来年、玉龍で花園に出られるように頑張る」

31日、そのほかの結果は画像で掲載しています。

県代表が決まる決勝戦は来月9日、MBCテレビで実況生中継します。