「こういう生き方もある」“すばらしい過疎地”発信 

自然栽培をきっかけに「関係人口」を増やす小院瀬見。

しかし、中島さんは4世帯8人の集落ではいずれ消滅してしまうと危機感を感じています。

ことしからは発行部数を増やし、集落の出身者にも新聞を届け始めました。

中島さん
「元々、出身者の人たちが集落に関心を持つということにすれば、出身者ですからいろんなことで協力してもらえるんじゃないかと」

集落で生まれ育った長老、水口登洋治さんは――

水口登洋治さん
「小院瀬見新聞は小院瀬見にとどまらんと、過疎になっていくところにこの新聞は配ってもらえればいい。『おおこういう生き方もあるな』ということで。すばらしい過疎地があるがやちゃ、すばらしい過疎地が」
中島さん
「知ってもらいたいですよね、ぜひ読んでいただければ」

新聞がもつ発信力で小院瀬見を支え続けたい。中島さんは小院瀬見の「今」と「可能性」を伝え続けていきます。

中島さん
「ここはすごい話題の宝庫ですから。あっと驚くような話まだいっぱいありますよ、小院瀬見は」