そもそも3I/ATLASとは

「3I/ATLAS」は2025年7月1日に発見された恒星間天体です。通常の彗星とは異なり、太陽系の外から飛来してきました。太陽系の外からやってくる恒星間天体は非常に珍しく、観測史上3つ目となります。

「3I/ATLAS」の直径は、440メートルから5.6キロメートルと推定されています。時速約21万km=秒速58キロという驚異的な速度で太陽系を突っ切っています。

日本時間10月30日 3I/ATLASは地球から見て「太陽の向こう側」に (NASA)

2025年10月29日から30日ごろ、太陽から2億1,000万キロまで最接近しました。現在は地球から見て太陽の裏側を通過中です。