亀田気象予報士の季節の映像をお届けする「亀ちゃんのかごしま撮った!」のコーナーです。
実りの秋を迎え、各地でそば畑の白い花が目につきますが、こちらの畑では、赤いそばの花が訪れる人の目を楽しませています。

こちらは霧島市溝辺町三縄の「陵北ふれあい農園」です。赤そばの花が見ごろを迎え、畑一面がまるで赤いじゅうたんのようです。
地元の公民館連絡協議会の方々が、霧島連山の風景を生かした話題作りをしようと、10年前から植えています。

この赤そばは、「高嶺ルビー」というヒマラヤ原産の品種で、もともと観賞用だったらしいですが、品種改良がなされ、食べてもおいしいそうです。
来月中旬には収穫し、年末には協議会の皆さんで毎年、年越しそばを打つそうです。花は赤くても、そば粉は白いそうです。
青い空と赤そばの風景を写真に収めようと、家族連れなどが訪れています。

(訪れた人)「霧島連山をバックにきれいに撮れたらいいなと思って」

(溝辺地区自治公民館連絡協議会・今吉法行さん)「そばも順調に育って、この時期を迎えてうれしく思う。年末にかけてそば打ちができることを楽しみにしている」
赤そばの花は、来月初旬まで楽しめそうだということです。
 
   
  













