2026年用の年賀はがきが発売開始となりました。年末に向けて準備を始める人もいる一方、増えているのが「年賀状じまい」です。SNSの普及や郵便料金の値上げもあり、「今年を最後に…」と考えている人は増加傾向とみられ、それが年賀はがきの発行枚数にも反映されています。「年賀状じまい」はいつ、どうやって出せば失礼にならないのか?ベストなタイミングとマナーは?
年賀はがきピーク時の1割強に…

30日、全国一斉に発売開始となった2026年用の年賀はがき。
来年の干支「馬」が描かれたデザインなど5種類で、早速購入した人は、「祖父母が年賀状を送ってくれるのでお返ししないとと思って」「SNSだと文字だけになって、本当の思いが伝わりづらい。文化を残していきたい」などと話していました。

しかし、ことしの発行枚数は全国で7億5000万枚と去年のおよそ7割に減少し、ピークだった2003年の44億5936万枚のわずか17%にまで減りました。
背景としては「書くのに時間がかかる」「コストがかかる」「SNS等で代用できる」といった声が多く聞かれ、企業間でも経費削減やペーパーレス化の流れから年賀状を取りやめる動きが広がっています。














