創業100年超の老舗「一度は『大判焼き』に…」 それでも名前を戻したワケ
一方、愛媛県の東予地方では別の呼び方が。
創業100年を超える飲食店「猪谷勉強堂」。こちらでは創業当初から、形が太鼓に似ているということで名付けられた「太鼓まん」を採用しています。
ただ一方で…
猪谷勉強堂・猪谷達一代表
「昭和30年代に松山丸三の製造機を導入した時、10数年間『大判焼き』に変更して営業していました」
前述の松山丸三の製造機を店に導入した際、ブームに乗り商品名を「大判焼き」変更した時期も。
しかし、50年ほど前に「太鼓まん」に戻したという言います。
その理由は…
猪谷勉強堂・猪谷達一代表
「お客さんが(この商品を)呼ぶ中で『太鼓まん』と言う人が半分ほどいたので、これは大判焼きと差別化の時期が来たんじゃないかと」

やはり地元で馴染んだ名前が一番のよう。現在も西条市をはじめとする東予地方では「太鼓まん」が最もメジャーになっているようです。














