約30年とみられる維持管理費が必要…

住民負担ゼロのポイント、フィールドキャスターの加賀谷悠羽さんが説明します。

まず液状化対策として検討されている「地下水位低下工法」とは、地下数メートルに集水管を設置することで、一帯の水位を下げて地盤の強度を高めるものです。

集めた地下水は、下流側に設置する排水ポンプでくみ上げ、川や海に流します。

他の工法に比べて建設費が抑えられ、宅地内の工事なしで実施できる一方、維持管理費がおよそ30年にわたり必要となります。