成長産業「洋上風力発電」分野へ

長崎鶴洋高校では、新たな地域産業として成長が見込まれる「洋上風力発電分野」への人材供給を見据え、教育内容の改編も進めている。

来年度から、洋上風力発電や潮流発電といった「海洋エネルギー関連のメンテナンス技術」を学ぶため、新たに「海洋工学」の授業をスタートさせる予定だ。

また、生徒に最先端の技術を学ぶ機会を提供するため、九州電力長崎支店と協定を締結。最新の水中ドローンなどを用いた海の森「藻場」の調査を行っており、生徒は社会で実際に運用されている機器に触れる機会を得ている。

長崎鶴洋高校の岡野祥士校長は、「実際に社会に出て水産分野でオールマイティに活躍できるような生徒を育てる」と述べ、技術者の多様な能力の必要性を示した。