ほかの飼育員2人がゾウを制止し、飼育員は救急車で病院に搬送されたが、右肩甲骨と肋骨を骨折したほか、軽度の肺損傷も認められた。飼育員は事故発生直後から意識ははっきりしていて、会話もできる状態だったという。
【写真を見る】人懐っこいインドゾウの琉花(2025年8月撮影)
園では再発防止策として、ゾウと同じ空間で直接作業を行う方法を改め、檻や柵越しに健康管理を行うよう業務手順を変更した。マニュアルの改定や他の動物園との情報共有も進めるとしている。また、当面の間ゾウへのエサやり体験を休止している。
園は取材に対し「ゾウにはまったく非が無く、今後もゾウを見に来た皆様が安心してご覧いただけるよう取り組んでいきます」とコメントした。
園は事故発生から2日後にホームページで情報を公開していたが、報道機関には連絡していなかった。














