市民合唱団との出会い

浦さんが休日に向かうのは合唱団の練習です。
所属する「長崎居留地男声合唱団」は、2007年に音楽を通したまちづくりを目的に結成されました。
現在メンバーは男女、子ども、あわせて100人以上で、県の内外で年間10回以上公演しています。

長崎居留地合唱団・指揮者 原さとみさん:
「まちが元気になるように、音楽の花を添えるように、とにかく誰かと関わって、まちを元気に、日々の暮らしをみんなで豊かに、ということをいつも心がけています」

合唱団の次の舞台は今月26日。
現在開催中の「ながさきピース文化祭」関連イベントの一つで、イタリアの村が舞台のオペラ「愛の妙薬」にプロのオペラ歌手らとともに臨みます。

長崎居留地男声合唱団 桐野耕一団長:
「普通合唱するときは歌うこと、その内容を表現することだけに集中できるけど、演技しないといけないところが難しいな…」
オペラでは、歌だけでなく演技も求められます。浦さん、演技は小学生の時以来だといいます。

浦 亮治さん:
「演技をするのは小学校のお遊戯会以来です。県庁という仕事を、いつかやめるときも来る。その時、これからの人生をどういうふうに生きていこうか…恥ずかしながら考える時間が少しずつ増えてきて。仕事上の付き合い以外の方と交流する。お付き合いしていろんな方と知り合いになっていくことが、自分の財産にもなっていくという気がしています」














