公務員として働きながら、54歳でオペラに初挑戦する男性がいます。長崎県庁で子ども政策を担当する浦亮治さん。休日は合唱団の一員として舞台に立つ準備を続けています。挑むのは、長崎市で26日に上演されるオペラ「愛の妙薬」。プロ歌手とともに、市民合唱団が出演する舞台の裏側と、人生の第2章へ踏み出した浦さんの思いを取材しました。

自称「音痴」…県庁職員がオペラ初挑戦

浦亮治さん、54歳。
職業:県庁職員。趣味:歌うこと。(自称・音痴)
長崎県庁1階にある、こども政策局の局長室が浦さんの職場です。

浦 亮治さん:
「子どもに関わる仕事が中心なので、実際の現場に行って子どもの笑顔を見ることもありますし」

1993年に入庁し、現在はこども政策局長を務めていて、およそ50人の職員と子育て支援や児童福祉などの業務にあたっています。

部下:
「気さくに普段から話してくださるので、仕事がやりやすい上司だなとすごい思って助かってます」