福島県内でクマの被害が相次いでいることから、福島県は異例の補正予算を組んで、緊急対策に乗り出すことになりました。

福島県内ではクマの被害が相次ぎ、2025年はクマによるけが人は24日までに17人とこれまでで最も多くなっています。
このため福島県は約3千万円の補正予算を組み、市町村を支援する緊急対策事業を行うことになりました。

事業では市町村へ専門家や県職員を派遣して、捕獲の指導やパトロールの強化に取り組むことにしています。
またドラム缶式の箱罠やクマ撃退スプレーの貸し出しなども行います。

福島県では、クマのエサになるブナの実などが凶作で、冬眠前に人里への出没が多発するおそれがあるとして、引き続き注意を呼びかけています。














