広島県内の3つの協同組合が、地域農業の持続的発展などを目的とした包括連携協定を結びました。

協定を結んだのは、生協ひろしまと、JA全農ひろしま、JA広島中央会の3者です。
ことしは、「国際協同組合年」にあたるということで、この協定で、持続可能な地域農業の振興や地産地消の推進などに向けて「協同組合間の協同」を強化するとしています。

また、協定に先立ち、農業に対する理解を深めようと、6月から生協ひろしまとJAグループ広島の役職員が協働で「米づくり」を実施。収穫した県のオリジナル品種「あきろまん」が、生協ひろしまから県内の子ども食堂へ1400キロ贈呈されました。

JA全農ひろしま 安藤重孝 県本部長
「(米の価格について)消費者や組合の人が買いやすい価格帯。安定的な取引の中でできたらいいなと」

3者は今後、県産農畜産物の生産・流通・消費拡大などについて、連携を進めていくとしています。