長野県内の市町村の昨年度の決算は、新型コロナ対策などで歳入・歳出ともに過去2番目の規模となりました。

県のまとめによりますと、県内77市町村の昨年度=2021度の決算は、全市町村の総額で、歳入は1兆2,153億円余り、歳出は1兆1,588億円余りでした。

過去最大だった前の年度に比べて歳入が11.9%歳出が12.9%、それぞれ減りましたが、記録が残る1974年(昭和49年)以降で過去2番目の規模でした。

県によりますと、国からの交付金が減るなどした一方で、新型コロナ対策として子育て世帯向けなど生活支援事業に多くの費用が投入されたことが影響しているとみられます。