「私は別に聖人じゃない」

オーディション番組で見せた指導力と徹底的に相手に寄り添うキャラクターから、27歳にして「理想の上司」の声も上がるちゃんみな。そんな彼女が好きな言葉が“ババア”だという。

そのことを問われ、ちゃんみなは「ババアって世界で一番すごいんですよ」と楽しそうに語り始めた。「ババアって、決して悪い言葉じゃないんです。たとえば電車で泣いている子がいた。そういう時、ババアしか話しかけないんですよね」と例をあげ、「この“ババア精神”が今の世の中に足りないんじゃないか。男らしさもあれば、女らしさもある。すべてを備えてるのが“ババア”なんです」と、他者に寄り添おうとする“ババア”ならではの精神へのリスペクトも語った。

一方、最新曲「i love you」には、母としての思いを込めている。歌詞について「娘に対して私が今できていることが合っているのか間違っているのかわからないけど、私は愛してるんだ、っていうことを伝えたかった」と語ったちゃんみな。最後には、「私は別に聖人じゃない。最近すごく女神みたいに言われているのが本来の自分とは違う」と、大ブレイクのさなかに感じる率直な思いも明かした。

終始キャッチーで前向きな言葉で語ったちゃんみなに、視聴者からも「ババア精神が足りない、ホントそう。ババアは属性じゃなくマインド!」「ちゃんみなが“ババアは世界で一番すごい”って言ってて元気出た!」「ちゃんみなの言葉はストレートに届くから大好き」といった熱い声が寄せられた。