長崎県はドクターヘリ整備士の確保が困難だとして、今月に続いて来月もあわせて9日間運航を休止すると発表しました。

ドクターヘリの運航休止は来月1日から9日までの9日間で、整備士が確保できないことによる運休は、8月と今月に続いて3回目となります。

県によりますと、ヘリの運航を委託している兵庫県の学校法人が「整備士不足で勤務調整が困難な状況が続く」として、長崎県を含む9都府県に11月以降の運航休止を申し入れたということです。

運休の期間中は県の防災ヘリや佐賀県のドクターヘリが対応するとしています。

県では学校法人に対し、ドクターヘリを安定運航する体制の確保を求めているということです。