万能食材との呼び声も高い「餃子の皮」。レシピサイトやSNSでも様々なアレンジが数多く投稿されるなど注目が高まっています。

検索数「2.4倍」餃子の皮レシピ

「ピザとか小籠包とかいろんなものにアレンジできる」(10代女性)
「大きさもそれぞれ売っているし、厚みとかもものによって違うし使いやすい」(30代女性)

などなど、余ってしまいがちな【餃子の皮】を有効活用する人が続出中。

SNSでは餃子の皮を使ったレシピが数多く投稿され、レシピ動画サイト「クラシル」でも、検索数が2024年に比べ「2.4倍」増加しているといいます。
※24年10月1日~/25年10月1日~の1週間を比較

「餃子の皮」国内シェアNo.1(※KSP-POS 全店千人金額〔全国〕24年)の食品メーカー『モランボン』でも、アレンジレシピを日々考案しているとのことで、人気のレシピを教えてもらいました。

大判で具材たっぷり「タコス」

材料(2~3人前)
▼ひき肉(牛豚合びき肉、豚ひき肉など):150~200g
▼レタス:1/4~1/2玉
▼トマト:1個
▼チーズ:30g
▼油(タコス用/皮用):小さじ1/適量
▼市販のタコライスソース:70g
▼大判餃子の皮:10枚程度

餃子の皮は、具材をたっぷり包める「大判」を使うのが◎。

〔1〕レタスを千切り・トマトを1cm角にカット

〔2〕ひき肉を中火炒め、市販のタコライスソースで約2分煮つめる

ここからが【アレンジポイント】
〔3〕アルミホイルを少し厚みのある長方形に整えて土台を作る

〔4〕餃子の皮で土台の長い辺を包むように挟み、片面ずつ焼き色がつくまで焼く
【土台を挟んで焼くことで「具を挟むスペース」ができ、片面ずつカリッと焼き上げることができる】

〔5〕焼きあがった皮に具材を挟みチーズをトッピングすれば完成

THE TIME,マーケティング部 宮崎結希乃部員:
「おいしい!餃子の皮がパリパリしていて、野菜も入ってるのでバランスも良いし、まさにタコス」

2枚でもっちり「ラザニア」

材料(2人前)
▼合びき肉:200g
▼なす:2本
▼スライスチーズ:2枚
▼サラダ油:大さじ1
▼市販のトマト煮ソース:250g
▼餃子の皮:18枚
▼パセリ(飾り用):適量

〔1〕なすを約7mm幅の斜め切りにし、中火でひき肉・なすを炒める

〔2〕トマト煮ソースを加え、材料に火が通るまで弱火で煮込む

ここからが皮を使った【アレンジポイント】

『モランボン』開発本部・野田泰帆主任:
“皮を2枚重ねて”茹でる。2~3回しゃぶしゃぶすると皮同士がくっついてくれる」
【重ねることで“食べ応え”とラザニア生地のような“もっちり食感”に】

〔3〕餃子の皮を1分ほど茹で、耐熱皿に皮⇒煮込んだ具材の順で3層に

〔4〕スライスチーズをのせオーブントースター(220℃)で約5~6分加熱し、チーズに焼き目がついたら完成

宮崎部員:
「餃子の皮が本当につるつるした食感でくせになりそう。言われなかったら普通のラザニア。おいしい!」