「自民・維新のPTで議論を」佐々木国交副大臣で「役者が揃った」

以下、23日の記者会見での北陸新幹線延伸に関する馳知事の発言を全文掲載します。

Q. 独自試算をご覧になった感想は?
きのう、県関係国会議員でつくる自主研究会が中川富山大学特別研究教授、京都大学の名誉教授に依頼して、小浜・京都ルートや米原ルートなどの費用対効果、B/Cを独自に試算し、発表したことは承知しております。3度にわたり、認可着工が見送られる中、岡田さんの自主研究会は、さまざまな選択肢を幅広く検討すべきとの趣旨から、積極的に活動されているものと受け止めています。参議院選挙の後、与党整備委員会の委員長である 西田昌司参議院議員が、国交省にルートの再検証をさせるという旨の発言をされていますが、それは、どのようなスケジュールや、どのような手法で再検証が行われるのか、実はまだ明らかになっていません。また高市新政権で、与党PTや整備委員会などの体制がどのようになるかも分かっていません。つまり与党PTは今まで自公でしたよね?どう考えてもこれからは自民・維新の与党PTになると思われます。従って今回の座長の岡田先生にも、新たな政権にどのような会議体が設けられるのか収集をし、国交省ができるだけ速やかに費用対効果などのデータを公表してほしいという、こういうふうに発言されたと聞いています。石川県としては今後、新たな連立政権において議論が進んでいくことを期待しております。特に、佐々木紀国交副大臣には、連携を密にして、石川県の思いというものを届けていきたいと思いますし、岡田先生は国会側、佐々木先生は政府側と、両方に役者が揃ったというのが私の受け止めであります。今後よりいっそう連携を強化してまいります。