br 冬の到来を前に神戸市の六甲山小学校でストーブの「火入れ式」が行われました。

 暦の上で霜が降りるころとされる霜降の日。標高800mある六甲山小学校では、毎年この日に行う恒例行事があります。

 子どもたちが起こした火で学校の薪ストーブをともす「火入れ式」です。

 10月23日の校内の気温は、市街地より7度以上低い10度。冷え込む体育館の中で、子どもたちは小さな手で一生懸命火を起こします。そしてついにストーブに火がともりました。

 「一生懸命頑張って火種をつくって燃やすのが楽しかった」
 「朝温まったらやる気が出るので勉強をすごく頑張れます」

 子どもたちはさっそく手をかざして温まっていました。