レモン彗星は今年発見されました
『レモン彗星(C/2025 A6)』は、今年1月3日にアメリカのレモン山天文台で発見されたことから『レモン彗星』と名付けられました。「レモン」と名がついていますが「ライム」のような色合いです。21日(火)に地球に最接近、4等級前後まで明るくなるとみられます。NASAの計算によると次回見られるのは、なんと1,150年後の『西暦3175年』とされています。


レモン彗星を見よう
国立天文台によると、最も見やすくなるのは「10月下旬から11月上旬」と予想され、この頃は「夕方の西の低い空」で彗星の観察が可能ということです。
『レモン彗星』の見つけ方です。
①[午後6時30分ごろ・西北西・高さ15度ぐらい〕に見えます(東京の場合)
②少し西寄りのオレンジ色に輝く1等星「うしかい座『アークトゥールス』」を目印にすると、見つけやすいでしょう。
③『レモン彗星』は明るさは4等級ぐらいと考えられるので、双眼鏡や望遠鏡を使うと見える可能性は高くなりそうです。

『オリオン座流星群』を見よう!
『オリオン座流星群』は、毎年10月中旬から下旬にかけて出現する流星群です。流星は午後10時頃から流れ始めますが、放射点が高くなる真夜中以降が観察に適しています。
『オリオン座流星群』 放射点はどこ?
オリオン座は3つの並ぶ星が特徴的で、見つけるのが簡単な星座です。放射点は向かって左に見える手の部分なので、放射点を中心に空全体を見渡すようにしましょう。国立天文台によると、流れ星は1時間あたり最大で「10個程度」とされています。

観測条件は最高!
『月の満ち欠け』をまとめました。今夜は月齢2.6と月明かりの影響はほとんどなく、観察には好条件です。















