南九州市知覧町のゴルフ場「知覧カントリークラブ」の運営会社が、およそ24億円の負債を抱え、特別清算の手続きに入ったことが分かりました。
鹿児島地方裁判所から特別清算の開始命令を受けたのは、鹿児島市の南国リゾートです。
民間の信用調査会社帝国データバンク鹿児島支店によりますと、南国リゾートは、2017年に特別清算となった南国交通の関連会社・南国興産の分割会社として2016年に設立されました。南九州市知覧町のゴルフ場「知覧カントリークラブ」を運営し、年収入高はおよそ4億円で推移していました。
しかし、設備の修繕や、人件費・物価高騰などで経営難が続き、2024年9月期には1672万円の赤字となりました。負債は今月時点で、およそ24億円です。
南国リゾートは今年7月の株主総会の決議で解散し、ゴルフ場は新会社・知覧カントリーに一部事業を譲渡する形で営業を継続しています。














