人の出入りが見られない「バナナの栽培場所」

 9月末、一部の商品で分配金が停止した「みんなで大家さん」が運営する福岡県水巻町の「アグレボバイオテクノロジーセンター」。もともとは大型ショッピングモールだったという建物を取材班が訪れると…

 (記者リポート)「入り口はすべてビニールシートが掛けられていて、中は全く見えません」

 入り口はビニールシートで覆われ、天井は外された照明の配線とみられるものがむき出しになっていて、人が出入りしている気配は感じられません。

 出資者への説明動画では、施設の中で成長が早く収穫量も多い「凍結解凍覚醒法」という特殊な方法でバナナなどの苗を育てて出荷しているとしています。
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 ただ、地元住民らによると、内部はショッピングモールだったころに入っていたテナントの内装が残されたままのようだといいます。

(地元住民)「(Q人が出入りしているの見たことは?)いや~、ないですね」
(地元住民)「(Qバナナの苗を育てているそうだが?)バナナ?知らないです」