「目を向けて」負傷してもなお、戦い続ける 民主化求める若者の声

クーデター以降、私たちはピ・トゥ・トェイさんをはじめ、戦場で戦う3人の若者と定期的に連絡をとってきました。
今回、アウンカさん、イモンさんとは連絡がつきませんでした。こんなことはこの4年で初めてのことです。

アウンカさんの弟・ウェヤンさん(23)と連絡がつきました。彼は2023年に軍の空爆で足を負傷しましたが、治療を終えて、また戦場に戻ってきました。
日下部キャスター
「今どうですか?足の具合は」
ウェヤンさん
「以前よりずっと良くなって、走れるようになりました。筋を切断したんですが、今は治ってきています」
日下部キャスター
「そういう中でも前線に立とうと思うのは何故ですか?」

ウェヤンさん
「亡くなった仲間も戦場を離れた仲間もいますが、僕たちは全力で戦います。兄とは『勝って一緒に家族のもとに帰ろう』と話しました。できる限り戦います」
兄・アウンカさんも2023年に足を負傷しましたが、戦いを続けています。
ウェヤンさんに、日本の人たちに伝えたいことを尋ねると…

ウェヤンさん
「他の国でも政治問題が沢山起きているので、関心が薄れているかもしれません。ミャンマーで起きていることは、あまり知られていません。目を向けてほしいです」














