9月の世界陸上、そして10月の世界パラ陸上で活躍した東邦銀行所属の選手3人が、22日、行員に大会の結果を報告しました。

盛大な拍手の中迎えられたのは、東邦銀行所属の松本奈菜子選手、井戸アビゲイル風果選手、そして佐々木真菜選手です。

松本選手と井戸選手は、9月、東京で行われた世界陸上で男女混合1600メートルリレーに出場し、日本勢初の8位入賞。また、女子200メートルでは、井戸選手が日本勢14年ぶりの予選突破を果たしました。

佐々木選手は、10月にインド・ニューデリーで開催された世界パラ陸上で、女子400メートルに出場し銅メダルを獲得しました。世界中を沸かせたレースを終え、3人は、次のように振り返りました。

井戸アビゲイル風果選手「(リレーで)決勝の舞台に進出することができた、あの瞬間は本当に感動的なものだった」

松本奈菜子選手「会場の皆さんが私を奮い立たせてくれた。結果が予選では日本記録、少しの運が決勝進出という駒を進めてくれた結果だと思う」

また佐々木選手は、ニューデリーでの大会の裏側について・・・。

佐々木真菜選手「現地では、アップ場でも野犬が何匹もいる中で、アップをしなくてはならず、刺激をしないように走らなくてはいけないという少し緊張感もあったが、自分のできることをするということを目標にしていた」

世界に堂々たる走りを魅せた3人の更なる飛躍に期待です。3人は、来年、名古屋で開催されるアジア競技大会に向けて練習に励んでいくということです。