今年3月のTOEICの不正受験をめぐり、リクルート役で中国籍の30歳の男が新たに逮捕されました。

有印私文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、中国籍の李照北容疑者(30)で、今年3月、中国籍の王立坤被告(27)らと共謀し、東京・練馬区のTOEICの試験会場で他人になりすまして受験した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、李容疑者は知人の王被告をリクルートし、マスクに隠したマイクで解答を伝えるカンニングをさせた上、報酬を払ったとみられています。

李容疑者は、試験中に王被告に複数回電話をかけていたということです。

警視庁は李容疑者の認否を明らかにしていません。

警視庁は、李容疑者らが組織的なカンニングを行っていたとみて詳しく調べています。