「個人能力」に優れたバックス陣 2年連続の決勝進出から聖地・花園へ

バックス陣は個人能力に優れ、相手チームの突破を素早くつぶし、ボールを持つと、グラウンドを広くつなげられる選手がそろっています。その中心となるのが、もう1人のキャプテン深堀悠聖 選手です。センターのポジションからパスを受け取ると、スピードとフォワードさながらのパワーで、相手ディフェンスを切り裂くチーム随一のトライゲッターです。

三本木農業恵拓高校3年 深堀悠聖 主将(CTB)
「自分はしっかり縦に行ってラインブレイクするのが仕事。バックスメインで展開して、速いテンポでトライを獲り切る」

三農恵拓伝統のセットプレー、モールも例年に変わらず上々な仕上がり。準々決勝後は、福島県で合宿を行いセットプレーと機動力いずれもさらなる磨きをかけてきました。

三本木農業恵拓高校 苫米地衆侯 監督
「いいランナーもいるし、いいペネトレーター(突破役)もいるので、そこをうまく組み合わせてやっていく」
準決勝の相手「青森北」は2025年の春季大会、高校総体で苦杯を喫してきました。ただチームの目標はあくまで、この因縁のライバルを破ったその先にあります。

三本木農業恵拓高校3年 深堀悠聖 主将(CTB)
「全国ベスト8を目指している。準決勝でも当たるところは当たってトライを獲り切りたい」

三本木農業恵拓高校3年 浪岡愛斗 主将(HO)
「イメージはできているので、あとはそこにみんなを一直線に向かわせます。先輩たちの無念を晴らすためにも絶対に勝って花園に行きたい」

2年連続の決勝進出から聖地、花園への戦いが始まります。

