気圧の谷で雲の広がりやすい状況となるなか、低気圧や前線などの影響により、2025年のクリスマス期間は日本の広い範囲で「雨」が予想されていますが、その後の“クリスマス明け”は、“冬の嵐”となりそうです。

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気象庁が24日に発表した最新情報によりますと、平地で雪が降る目安の1つとなっている850hPa（上空1500ｍ付近）の－6℃以下の寒気は、25日は、宗谷海峡付近から西日本の太平洋側～津軽海峡付近に南下。26日（金）には、西日本の太平洋側～伊豆諸島付近へと南下を続ける見込みです。

この寒気の影響で、北日本と東日本～西日本の日本海側では、26日は大気の状態が不安定となる所や、降雪が強まる所があるとみられていて、気象庁は大雪による交通障害に注意・警戒を。着雪やなだれ、落雷や突風、降ひょう、局地的には竜巻などの激しい突風に注意を呼び掛けています。

また、日本付近の低気圧や気圧の谷の周辺では強い風が吹いて、波が高くなり、しける所もあるとされています。26日は発達する低気圧の影響で、雪を伴う非常に強い風が吹き、しけや大しけとなる所がある見込みであるため、気象庁は、全国的に26日にかけては、強風や風雪、高波に注意を。北日本～西日本では26日は、暴風雪や高波に警戒が必要だと呼び掛けています。

また、週末27⽇（土）にかけては、⽇本付近は強い冬型の気圧配置となるため、北⽇本～⻄⽇本にかけて荒れた天気となることが予想されていて、東日本と⻄⽇本の⽇本海側を中⼼に⼤しけとなる所があり、冬型の気圧配置の強まりの程度等によっては、⼤荒れや「警報級の⼤雪」となる恐れがあるということです。

※気象情報及び予想シミュレーションは日々変わっていくため、今後も気象庁の最新の情報、天気予報には留意する必要があります。

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