警察は、今年10月に青森県に住む40代男性が、マッチングアプリを通して知り合った女性に計360万円をだまし取られる詐欺被害にあったと発表しました。
青森警察署によりますと、青森県内に住むAさん40代男性は今年10月頃、
マッチングアプリ「Pairs」を介して知り合った「美咲」と名乗る女性から
LINEで、
「仮想通貨のUSDCの貯蓄で毎日元本約1.5%の利息がもらえる」
「指定アドレスに送金するだけで、利益が出る」
などと言われ、暗号資産投資を勧められました。
男性は美咲の指示に従い、暗号資産交換業者「bitbank」や暗号資産ウォレット「Bitget Wallet」でアカウントを作成、bitbankで約4万円相当の暗号資産イーサリアムを購入してBitget Walletに送信。次に指示されたサイトで暗号資産USDコイン(USDC)に交換し、指定アドレスに送信しました。
指定されたサイト上では約450万円の利益が出ていたため、男性は更に利益を得ようと、11月5日~12月4日までの間、9回にわたって計355万6,156円相当の暗号資産イーサリアムを購入、サイトでUSDコインに交換し、指定アドレスに送金しました。
その後、出金しようとしたところ、2万5,000ドルを要求されたことから、不審に思い、民間の調査会社に調査を依頼して、詐欺の被害に気がついたということです。














