鹿児島県曽於市のコンビニエンスストアから現金を奪った強盗などの罪に問われている男の初公判が開かれ、検察は拘禁刑5年を求刑しました。

強盗などの罪に問われているのは、鹿児島市新屋敷町の建設作業員・八瀬尾幸一被告(27)です。

起訴状などによりますと、八瀬尾被告は今年7月、曽於市財部町のローソン財部南俣店で店員をカッターナイフで脅し、現金7000円を奪ったとされています。

鹿児島地裁で開かれた初公判で、八瀬尾被告は起訴内容を認めました。

検察は「被告は借金の返済に困り強盗を決意した」と指摘。「客が途絶える夜間を狙い下見もしていて計画的な犯行。再犯のおそれも高い」などとして拘禁刑5年を求刑しました。

一方、弁護側は「公私にわたって監督する元同僚や、雇用を約束する知人もいて再犯の可能性は低い」として執行猶予付きの判決を求めました。

判決は今月31日に言い渡されます。