1100年に一度のチャンス
レモン彗星は2025年11月にかけて見ごろを迎え、10月中旬以降は夕方の西の空で観察できます。最も明るくなるのは10月下旬から11月上旬と予想され、その明るさはおよそ3等から4等となる見込みです。
3等の明るさの彗星を肉眼で見るのはやや難しいものの、空が澄んだ暗い場所では、ぼんやりと観察できる可能性があります。4等程度の場合でも、双眼鏡を使用すれば観察可能と予想されています。
■位置と明るさ(東京の場合)
10月23日 17時56分 西北西20度 3.5~4.5等
10月25日 17時54分 西22度 3.5~4.5等
10月27日 17時51分 西22度 3~4等
10月29日 17時49分 西22度 3~4等
10月31日 17時47分 西22度 3.5~4.5等
11月2日 17時45分 西南西20度 3.5~4.5等
11月4日 17時43分 西南西19度 3.5~4.5等
次にこの彗星が見られるのはおよそ1100年後。まさに一生に一度の天体ショーです。
オリオン座流星群もピークに
さらに「オリオン座流星群」の活動も21日にピークを迎えました。出現期間は10月2日~11月7日で、午後10時ごろから流れ始めますが、放射点が高くなる真夜中すぎからが観察に適しています。
天気が回復したタイミングで、ぜひ夜空を見上げてみてください。














