自民党の高市早苗総裁が総理大臣に指名されました。女性初の総理誕生に地元・関西も沸きました。

 10月21日、第104代内閣総理大臣に選出された高市早苗氏。高市新総理の地元・奈良では号外が配られました。

 「うれしいです。奈良出身の方が、しかも女性初の総理になられたことが本当に歴史を変える1歩だなと思って。私たちの希望だなと思います」
 「私も奈良ですからうれしいですよね、率直に。周りに屈することなくがんばってほしいなと思います」

 そして、奈良県大和郡山市にある高市新総理の事務所。高市総理誕生の瞬間を見届けようと地元の関係者が集まりました。

 高市新総理とは30年来のつきあいで、2018年から地元後援会の会長をつとめる菊池攻さんは…

 (菊池攻後援会長)「本当に万感の思いがあります。本当に奈良県から初めての女性の総理がでて、われわれとしても今までやってきたかいがありますし、本当に高市さんのこれまでの努力が報われたなと思います。変えてほしいということが今の国民の思いだと思いますので、大きな視点で政治を変えていってほしいなと思います」

 また、高市新総理の母校である神戸大学では、女性初の総理大臣という先輩の偉業に…

 (経済学部1年)「すごくうれしいですね。誇りに思います」
 (経営学部4年)「高市早苗さんがここの大学の経営学部出身なのは、大学を目指しているときから知っていて、ちょっと感慨深い」
 (経営学部4年)「同じ大学の先輩としてすごいなと思います。女の人がもっとどんどん活躍していける社会になったらうれしいなと思います」

 高市新総理は21日夜、記者会見を行い、今後の政権運営などについて説明する方針です。